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自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
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Strikes Back
携帯で、整骨院のメモリーを呼び出す。
発信。


2コール目で神崎がでた。
事務的に予約希望の旨を伝え、時間とコースの確認を入れると
「あ、俺でもいいですか?」
なんて聞くから
なんだかS心がワクワクした。
「別にどうでもええけど・・・そちらさえよければ」
「そーですか、じゃお待ちしてます」
電話が切れた。


そうかそうか。
待ってんのか。
俺も楽しみだ。


俺のリアルの世界で、俺の性癖を知る人間はまだ少ない。
他の同人種のヒトタチと比べてこれが少ないか多いかは別にして。
以前も書いたがそればただの主義の問題だからだ。
普通のつきあいの上で、自分の性的趣味を話さなければならないことは殆どないし、そうなったとしてもある程度黙秘が許される分野だし。
言わない、というのではなく言う機会がない、というのも本当のところ。
何が言いたいかといえば
俺は別に会社関係者と家族以外になら自分が
SM好き
バイセクシャル
であることを晒してもいい、と思っていることだ。
晒す必要がないから晒さない、それだけだ。
そしてすべからく、秘密のリークは親しくない人間相手であるほど抵抗がない。
そういうことだ。




下着一枚になって腹ばいにねそべる。
「んー、ひさびさですねー、この背中」
なんて軽口をたたきながら神崎は楽しそうだ。
俺はさそり座だ。
悪いが、少々執念深いところがある。
復讐は最低2割増。
特に、性的な屈辱に関しては過剰ぐらいに反応できる。
おまけに
ブログの読者さんや個人的に愛して下さってる方々の甘言に最近めっきり踊らされ気味なこともあって、試したいことが少々。
腐ってるけどね、かなこならべた褒めだろうなぁ。
そう、今のところ変態やバイばかりに有効と思しき俺の怪しげなフェロモンとやらが、妻帯したヘテロに通用するのか、否か。

とにかく俺は今日
何も我慢しない
ことに決めたのだ。

声も抑えない。我慢しない。
醒まされる快感にも抗わない。

考えているとつい、ふふ、と笑いが漏れた。
施術台に上ろうとしていた神崎が、一瞬止まったが、そのまま俺の背中腰の辺りを跨いだ。

「じゃ、マッサージからはじめますねー」

肩越しに神崎を見ると視線があった。
「?なんかありますか?」
希望とか、というのを無視して俺はしばらく神崎を見つめた。
悪くない。
そういう目でみると悪くない男だ。
コンタに似た体格も十分。
素にしていると二重だが切れあがった目がキツいがそれはそれで男っぽくていい。
マッサージの上手なコンタだと思えばイイか。
「レンくん?」
いつからくん付けなんだ。それも下の名前。
先生の影響か。
俺はまた笑いを堪えきれず少し笑って、しかし無言で元に向き直った。


相変わらずの熱い大きな手が肩井に強くめり込んだ。
「ん・・・ッ」
一撃で深く掴まれる絶妙な性感。
呼気が声のあとを追う。
すげぇなぁ。
「・・・ッんぅ・・・ッ」
肩甲骨の窪みに沈められた指先にまた抉られる深い神経束の電流が体を痺れさせる。
筋肉を解し、血流を改善し、性欲までも開放してまう魔法の指先。
ほらもうわかる。
股上の浅いボクサーパンツの下で猛るもの。
硬くしこって痛いぐらいの塊。
「ふ・・・うぅ・・ッ」
背骨の両側を上から下に揉み解しながら動く神崎の指先に力が入ったのがわかる。
「く」
神崎が声を漏らした。力を入れた瞬間の小さな声だったが、そのあと僅かな呼気も続いた。
俺の呼吸はもう荒い。
次々と容赦なく叩き起こされる性感に体は火照り動悸が高まっていた。
広背筋を外側に広げるように力をこめては抜く神崎の呼吸も荒れる。
「あ・・・んん・・ッ」
腰から尻あたりに近づくにつれて、俺の体の反応も過敏になった。
骨盤の下、尻と腰の間にある窪みに神崎が指を沈ませ
「ぅあぁぁぁッ・・・」
そのあまりの刺激に声はおろか上半身までのけぞった。
勃起したチンコが我慢汁をぷくりと吐き出したのが分かって、たまらない快感に肩が震えた。
前回とはうってかわって無口だった神崎がやっと口を開いた。
「セクシーというかなんというか」
どんな顔して言ってんだ?
震えるぐらいの快感に抗って肩越しに神崎を流し見る。
驚くぐらい真顔の神崎と目があった。
「そんなに・・・その・・・イイですか?」
バカか(笑)
そんなんマッサージ中に聞くかフツーw
でもセックス中にそんなこと聞く男はSに間違いないけどな。
うん、俺は嫌いじゃない。
「うん、めっちゃ・・・もぉチンコガチガチやし」
「あは・・・もうしわけない」
「別にエェよ・・・楽しいんやろ?神崎サン」
「え?」
「ドSやゆうてたやん・・・まぁ女の子やないんは我慢してもらうとして」
「れんくん」
「声・・・我慢せんでええんやんね・・・?確か」
自分の中に悪魔のような存在がある。
下らない悪戯に夢中になる悪魔。
バイセクシャルな俺にはもうヘテロ時代の感覚は失われている。
男が男に対する抱く嫌悪感なんて、知ったことではない。
むしろそれが俺の逆襲だ。
「うん」
笑えるほどに真剣な表情で答える神崎を確認すると俺は前に向き直った。
神崎の指が、また動きはじめた。


ここのところコンタに対してはドSしか発動しない。
コンタすら最近聞いてないこの声を聞けるなんてしあわせモンやで、なんて心の中で呟いていたが、体は翻弄され思考はどんどん辺境へ流されつつあった。
条件反射のように声は漏れ、肩と背中に鳥肌と震えが襲いかかる。
どこかで冷静な俺が声に色を嵩増しする。
指先にまで熱が猛り、もう体の中心は熾のような熱さだ。
色んな両極が目まぐるしくスイッチを切り替える。

「お疲れです。5分したら整体はじめますね」
神崎は半身になってPCのカルテに何かを入力しはじめている。
俺は快感に脱力しかけていた体をのろのろと起こした。
診察台のへりに腰かけると、偶然穿いていた股上の浅いボクサーショーツから、ご丁寧に我慢汁を垂らした亀頭が覗いていた。
しかし今日は井上和香にもほしのあきにも岩尾にも登場願うつもりはない。
神崎の腕越しに彼が「更新」を押したのを確認俺は声をかけた。
「神崎サン」
「はーい」
普通なのか普通を装ってなのか、明るい声で振り向いた彼の視線が俺の股間に一瞬釘付けになったのがわかって、俺は思わずにやりとした。
「ちょお、コレ見てぇや」
困ったような声音を作って俺は右足を施術台にかけて大きく足を開いて見せた。
一瞬神崎の視線が彷徨い、ほどなくまた、俺の股間を見た。
「神崎さんスゴ腕すぎー。今日はこんなんなってまいました♪」
わざと明るい声を装って笑うと神崎が縋るような顔で俺を見た。
そんな視線は無視である。
立てた膝に顎をのせたまま笑って
「どうしたらエエんですかねー、コレ・・・」
「んー・・・」
「5分じゃ無理やし。・・・・あ、そうそう」
神崎の視線は時々俺の目からはずれ股間を盗み見る。
この場にあるはずのない異物。
俺はつとめて明るい声で言った。

「神崎サンが舐めてくれたら5分でなんとかなるかもやけどー」

神崎が驚いたように俺を見た。
なんとも複雑な顔だった。
嫌悪でもあって、羞恥でもあって。
耳の端っこまで真っ赤にして神崎はおろおろと俺とチンコを交互にせわしなく見ている。
なんだよ。
なんか予想と反応が違う。
『冗談きついですわー』とかなんとか困ったような笑い顔でかわしてくるのがせいぜいだと思ってた。
もしくは『気持ち悪いこといいますね』なんて嫌悪もむき出しにして怒るか。
どっちにしても負の感情には違いなく、俺の復讐は果たされるわけなんだが。
おい。
なんとか言えよ、神崎・・・
「え・・・っと・・・」
神崎が頭を掻きながら一歩俺に近づいた。
えぇぇぇ。
うそ、うそだって。
だいたい男のチンコも咥えたことのない奴にフェラされたって永遠にイけねーよ。
正直焦ったがここで折れては何もかもが台無しだ。
「お、シてくれるんスか?」
「れんくんごめんっ」

ほっ。

神崎が頭を下げて謝った。
「悪ふざけが過ぎましたッッ」
やった。
勝った・・・(笑)
「うん、前回より激しかったもんね」
「れんくんの声、結構イイかんじやからつい・・・」
「あははそんなんセックスしたらなんぼでも聞かせてあげるのにー」
「あはは・・・ってオイッッ」
ノリつっこみで逃げた神崎。
オトナだなぁ。

結局チンコを勃起させたまま整体をすます羽目にはなった。
マッサージは前回より激しかったくせに整体は緩めで痛くもなく俺のチンコはマッサージの余韻を何度も思い出し、また、神崎の視線を感じながら硬度を保ち続けていた。


施術室を出る間際、神崎が、ホント今日は、といいかけたのでそれを遮って
「こないだのセクハラ返し、ということで。」
というと
神崎がやっといつもの笑顔を見せてぽりぽりとこめかみを掻きながら言った。
「セクハラ返し・・・結構キますねー・・・」
どこにキたんだか。
なんとなく膨らんだように見える神崎の股間が勘違い・見間違いでなければ面白いんだが。



これでしばらくは神崎もおとなしくなるだろう。
いや、もう俺の整体避けるだろーなーw
ふふふ。
俺の同意なく声をあげさせるからこうなるんじゃい。


もちろんこんな楽しい逆襲もコンタには内緒である。








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コメント
この記事へのコメント
ちょっとー!神崎ー!
ダメじゃん。オトコなら受けて立たなくちゃ。
なに大人な反応しちゃってるのよー。
ちぇ。めくるめく施術室の情事、期待してたのに(笑
レンジもさー、
>「れんくんごめんっ」
 ほっ。
って安堵するなよー。やるならとことんやってくれw

・・・というワケで、続編希望!
2006/11/25(土) 22:44:14 | URL | 沙羅 #eHP7HEy2[ 編集]
鬼畜な私は、神崎さんが、その後その気になることを願っていますw。
かなこちゃんばりの妄想癖が…w
2006/11/24(金) 17:40:03 | URL | すず #-[ 編集]
ここで
咥えられたら レンジの負けだったのに♪
ちょっと残念。ちぇー!!
2006/11/24(金) 11:16:51 | URL | donnko #-[ 編集]
イカス
ここ最近のエントリで一番面白かったわ♪
なんか今日はよく眠れそうだ☆

それにしても、神埼をうっかりゲイの道にひきづり込んでしまわないように気をつけろよ?
レンジはヘテロをゲイ(バイ)にするスタンド能力を持ってそうな気がするからなー。
神崎がゲイになったらかなりキケンな気がするぞ…。
2006/11/24(金) 00:44:56 | URL | アコギスト #-[ 編集]
きゃーwwww
恋児さん、すっげーッッッ♪さっすがーッッッッ♪♪
神崎にやっと仕返しできましたね…ムフフw

「神崎サンが舐めてくれたら5分でなんとかなるかもやけどー」
だなんて、小悪魔恋児サン…ステキだ
でも実際に舐めたりされなくて良かった♪

…仕返し返し返しされたら怖いなw
ニッコリ笑って「今日イかせてあげますよー」とか(笑)

ナニゲに、かなこさんが萌え死にそうなシチュですよね…
診療室での情事…w
2006/11/23(木) 13:09:30 | URL | 惠一朗 #HQqHXCfI[ 編集]
やっぱ好きだわ。
久しぶり。(^O^)/
ずっとコメントかけなかったけどちゃんと読ませて頂いてます。(^^ゞやっぱ好きだなーレンジさんの文章!!いつも次の展開を考えながら読むのが好きw
それはさておき、整体ってどうなの??レンジさんの書いてる文章読んでるとめちゃくちゃ気持ち良さそうだけどw私、な~んか怖くていけないんだよね。(^^ゞ

もし…あのままフェラされてたら…どうしてた?w

あっ!かなり遅くなったけど、お誕生日オメデト!これからもコンタさんと仲良くね★
2006/11/22(水) 21:43:46 | URL | ゆうこ #KPE40tuU[ 編集]
なんだか青春小説の冒険モノでも読んだかのような爽やかな読後感でしたわ。
内容はエロなのにね。(* ̄m ̄) ぷぷぷ
本日はディアブロというよか小悪魔チックで微笑ましかったです。(笑)
2006/11/22(水) 15:55:20 | URL | KIKI #A9cyFz3c[ 編集]
ゎぉ。
勝利、おめでと、恋児クン。

っていうかその整体師の
マッサージうけてみたいゎ~ほんと腰が痛くて
最近どうにもこうにも…。

仕事に支障をきたす位の痛みだし。

ドSの整体師ならむしろ
よろこんで施術していただきたい(ぉ

アタシの根本ゎMだけど
恋児クンのこと啼かせてみたいって思う。

そして、
お礼回りでいっぱいイジメてもらうのだ・・・
(・・*)。。oO(妄想中w)
2006/11/22(水) 09:27:15 | URL | さくら #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
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2006/11/22(水) 00:47:49 | | #[ 編集]
おおっ(@_@;)
リクに応えてくださり、感激至極

この世にこれほどエロくて、愉しい復讐があったなんて(笑)

そして
こんなSMプレイがあったなんて(苦笑)

勉強になります(笑)

レンジさんの行動には瞠目させられてばかりw

だから、目が離せないんだよw
2006/11/21(火) 23:34:13 | URL | しげる #-[ 編集]
ゲッ ! Σ(・ω・;|||
楽しい逆襲~♪ (笑)
ちょっと大人な神崎 氏の反撃みたいけれど ・・・ 
そう、上手い話は無いわね。。。
深い闇夜に変わってる。
2006/11/21(火) 23:14:44 | URL | bule #2ykNyDH.[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
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2006/11/21(火) 22:39:49 | | #[ 編集]
うまいこと遊んでいますね、Littleグレムリンちゃん・・・v-238。日常でのちょっとしたシチュエーションでちょこちょことSを発動・・・。
神崎はどこまで付いて来れるのか!?
次回も楽しみ!v-15!。
2006/11/21(火) 17:05:34 | URL | Sky #fZJq2zbM[ 編集]
ひとりで…
PCの前で、赤面したり、「きゃ~」と絶叫を上げながら読む、アヤシイ人になっていました(爆
神崎さん、次回から、恋児さんの整体を避けるどころか、自ら名乗り出るのではないかと、ちょっと楽しみなのですが…(笑
そしたら、どうします!?(笑
また新たな言葉責めかしら(´艸`)ムプププ
2006/11/21(火) 16:36:02 | URL | ひみつ #-[ 編集]
ふははww
うむぅ・・・そいうきたかって感じでしたねw
思いも寄らない展開でした。
まぁ、冷静に考えればそうなるんだろうけど妄想が過ぎました(汗

でも、大人しくさせるなんて勿体ない。
とことんやらせてみればいいのに♪

でも、ぱいぱn・・・(汗
2006/11/21(火) 15:26:00 | URL | 一志 #1wIl0x2Y[ 編集]
お久しぶりです♪

最近本当ドS全開ですね~


そろそろMもみたいなぁなんて(^-^)
2006/11/21(火) 11:30:56 | URL | ひょーら #-[ 編集]
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