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自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
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その夜。
迷いがないことはいいことだ。

早起きしてみた朝焼けのように、雨あがりの青空のように、俺の心を磨き上げる。



今朝はそんな朝だった。

満たされて、迷いがない。





ここのところコンタは週末を俺といっしょに過ごす。

俺たちに約束は一切ない。

たいていその日の朝にコンタからメールか電話が来る。

早くても一日前だ。

女の子は約束をしたがる。

『次はいつ会える?』

食事が終ったばかりなのに次の食事のメニューを考えるみたいなものだ。

もちろん俺はそんな面倒も女の子と付き合うには必要な手間だと思う。

どちらかが必要ならばそれは二人に必要なことなのだ。

『なんで約束したがるんやろな』

ゼミの女友達、キタノに一度きいたことがある。

『・・・不安やからちゃうか?』

嫌われていないか。

これで終わりになりはしないか。



俺とコンタの間に約束は一切ない。

ただ、今、俺に確実にあると断言できるのは

「信頼」



それだけだ。







土曜日、コンタは昼すぎにやってきた。



「おう。」

めずらしく家には誰もいない。

いつもは部屋でアヤシゲな妄想で変な小説を書いているかなこも悟朗ちゃんとデートにでかけていた。

「おぅ。」

コンタは普段着でてぶらだ。

俺はちょうどパソコンの前で卒論資料のプリントアウト中だった。

「すげぇ量やな」

プリントアウトした資料の束を見てコンタは言って俺の後ろから肩越しにパソコンを覗き込む。

幸い何も起動していない。

プリンタのプレビューだけが開いていた。

ぽとり。

肩にコンタのこめかみから顎を伝ったとおぼしき汗のしずくが落ちた。

「ぁ、すまん」

コンタがあわてて手の甲で汗をぬぐったが間に合わない。

俺はクーラーの温度を一度下げてタオルを手渡した。

コンタの家はここから自転車で20分の距離だ。

炎天下20分も自転車をこげばだれでもこうなる。

俺が冷蔵庫からペプシを持ってくる間にコンタは汗だくのシャツを脱いでしまっていた。

フローリングにあぐらをかいて、ペプシを飲む。

コンタは近所の小さな市民プールで監視員のバイトをしているせいで、上半身はすでに真っ黒だ。

俺はデスクの椅子に座って自分もペプシの蓋をあけながらぼんやりとそんなコンタの横顔を見つめていた。

「?どした?れん」

「え」

「ぼんやりして・・・・」

「あぁ、昨日バイトやったからちゃうか」

「あ、そうか・・・すまんな、早よ来過ぎたな。ちょっと寝るか?」

「いや、どっちゅうことない」

「そうか?」

コンタは小さく笑ってタオルで頭をがしがしと拭いた。

短い髪が乱れた。

「俺そないゆうたら誰もおらんお前の家に来るん初めてや」

「そやな、メズラシで。」

コンタは半分ぐらいまでペプシを飲んで、ゲップをした。

ヨッ、と声をかけて立ち上がるといきなり俺の後ろから耳たぶを噛んだ。

「・・・!」

「これやったら思い切り声出してもエエんちゃう?」

耳元でコンタがくく、と笑った。







ベッドで半裸のコンタに組み敷かれるとあっという間に俺は勃起した。

食われるかと思うぐらい激しいキスの間、俺はコンタの汗の感触に夢中だった。

背中に回した指先が濡れる。

その指をゆっくりと背筋に這わせる。

俺の性感帯である指先が、コンタの性感帯である背中をいとおしむ。

コンタが時折俺の口腔の奥に声をもらした。

かいたばかりの汗は、かすかに薫るコンタの体臭に僅かばかりまじってひどく甘い香りに感じられた。

俺の下垂体を直撃する匂い。

ハーフパンツの下で勃起しきったチンコがずくりとなった。

コンタが唇を離したすきに、日焼けした肩先に玉をつくるコンタの汗を舐めると

「どんな味?」

コンタがきいた。

「そら汗の味やな。」

二人で顔を見あわせて笑う。

笑いながらコンタがもう一度俺を抱いた。

「れん・・・たまらん」

そんなコンタにたまらなくなるのはむしろ俺なのだった。





コンタはそのまま俺のTシャツをたくりあげ、俺の左の乳首を指先で軽くつまみ上げた。

「くぅ・・・」

そこを中心にして同心円状に快感の波紋がひろがるような感覚。

右の乳首にコンタの歯と舌。

今度は快感の電撃。

電撃と波紋に翻弄されながら俺は無意識に声を殺す。

コンタの指が俺のわき腹から背中、さらにその下のハーフパンツの中へ。

舌が肋骨をたどって臍を辿り、さらにその下・・・・

コンタが俺の腰をぐっと持ち上げてハーフパンツを下着ごと脱がした。

「・・・・なんか、あかんな・・・興奮しすぎるわ」

コンタは痛い、といいながら自分もジーンズを下着ごと脱いだ。

「今更やけど・・・・」

コンタは照れ隠しのようによくしゃべる。

「れん、お前ってすげぇ。」

「なに・・・?なにがすげぇの?チンコはお前のほうがでかいで」

「アホか。お前、なんかめちゃやらしい・・・」

「まだなんもしてないがな」

「・・・お前とこないしてたら、みるみる間に余裕なくなるわ、俺・・・・」

下腹に触れるほどに勃起したコンタのチンコはもぅ先っぽからガマン汁が垂れていた。

「女もこぅやっておとしてたん?」

「なにゆぅねん・・・」

俺の答えを待たずにコンタは俺のペニスを咥えた。ここ何週間かでコンタはフェラチオが上手になった。コンタの口腔は女の子の口腔よりも深くて広くて吸い上げる力も強くて俺は何度もおかしくなりそうになった。

キンタマをグリ、ともまれる。

「コンタ・・・ぁ・・・」

不覚にも大きな声が漏れた。

ジュプ、といやらしい音に快楽中枢を痺れさせながら俺はさらに声をあげた。

コンタが俺の両足の間に肩ごとはいりこんで、俺の足は左右に大きく開かされ、オイルに濡れたコンタの指が会陰からアナルをなぞり、もぅすっかりやわらかくなった俺のアナルにゆっくりもぐりこんだ。

朝から俺は何度か腸内洗浄を繰り返していた。

何度かの刺激を受けたそこは簡単にコンタの指3本を飲み込んだ。

コンタが俺のチンコを開放した。

「はじめから3本やで・・・・・すげぇ・・・」

「だって・・・・っ・・・・コンタの・・・欲し・・・・・・」

中で指を動かされ声がうまく出ない。

大きく開いた足の間でコンタが俺を見ながらアナルをかき回す。

俺のチンコは破裂しそうに勃起してコンタの唾液に濡れて、さらに先からすでに透明なものを流していた。

「・・・れん」

「んん・・・・」

「大丈夫っぽい・・・?・・・・・入れても」

「入れまくってくれるゆぅてたやん・・・・」

「しんどかったらゆえよ」

絶対ゆわんけど。(笑)

コンタが手早くコンドームをつける。

鼓動が早くなる。

血液の量が一気に増えたみたいに、指先がどくどくと脈打ってる。

緊張。

コンタの指がコンドームごしの自分のチンコと俺のアナルにオイルをたっぷりと塗りつけている。

荒れそうになる呼吸を意識的に抑えながら深い呼吸を繰り返す。

女の子も初めての時、こんなんかな・・・・

コンタが俺の腰の下にクッションを押し込んだ。

ぬるり。

指じゃない。

これは。

コンタの。

ためらうように前後に動く。

「入るで・・・?」

「さっさと来い」

俺はその時うまく笑えた自信がない。

カラダがきしんだ。

息が止まった。

「ふう・・・ぅぅ・・・っ」

声を上げたのはコンタのほうだった。

俺は激しい違和感と圧迫感と排泄感で、声が出ない。

不思議と痛みは少なかった。

ゆっくりとコンタのチンコが俺のアナルを押し広げながら。

「・・・大丈夫か?」

「・・・・・・」

「抜こか・・・?」

俺はうまくいかない呼吸とでない声の代わりに、腹筋と肘で上半身を起し、やっとコンタの首筋に届いた腕に力を込めて抱き寄せた。

更に深く俺にもぐるコンタのあついもの。

俺は抱き寄せたコンタの耳元に、やっと告げた。

「逃げる気か・・・?」

コンタが俺の目を見て

キスをして

更に深くカラダを沈めた。



違和感が消え、排泄感が麻痺し、違和感が違うものにかわるまでそんなに時間はかからなかった。

コンタの動きは慎重で、根元まで俺のアナルに沈むころには俺の呼吸はラクになり、声も出るようになっていた。

「きついけど・・・・全部入ったで・・・」

「うん・・・・・・分かる・・・・」

俺はコンタをだきしめながらたとえようもない一体感に泣きそうになっていた。

このまま死んでもえぇな。

笑って死ねそうや。

肌を合わせるということ、セックスをするということの幸福感を改めて実感した。

セックスはただの性行為ではない。

コンタは無言のうちに俺の感じるポイントを探すように腰を躍らせはじめた。

俺の出す声はもぅ喘ぎばかりになった。

コンタの汗が俺の頬に何滴も落ちてくる。

コンタのチンコが俺のカラダの奥深くまで差し込まれ、かき乱し、ゆっくりと粘膜ごと引きずり出すように抜かれていく。

それは

俺のアナルにチンコを全部埋め込んだコンタがすこしカラダを起した瞬間だった。

俺の喉がありえない声が洩れるのと、背骨を痺れるような快感がさかしまに疾走して後頭部を真っ白にするのとはほぼ同時だった。

「れん・・・?」

コンタがもう一度同じところをこすりあげる。

「あふぅ・・・・・っっ・・」

たまらない快感に俺は容赦なく声を搾り出された。

「ココ・・・気持ちえぇん?」

俺は激しく頷いて、カラダ中の血を滾らせるような快感に身をよじった。

「コンタ・・・・もっとや・・・・」

早く昇りつめたい。

早く。

俺は初めて俺の体を快感というバケモノに侵蝕されていく感覚を味わった。

俺が俺でなくなりそうな。

コンタの腰の動きが凶暴になった。

容赦のない動き、でも確かに俺の気持ちのいいところを突いてくる。

「あかん・・・れん・・・止まらん・・・」

コンタが泣きそうな声で詫びた。

詫びながらだらだらとガマン汁を垂れ流す俺のチンコをしごきあげる。

「うあ・・ぁぁぁっ」

下半身が痺れた。痺れて溶けて、先からなくなっていくような。

頭が真っ白にハレーションを起して、俺の自由になるものは何一つなくなった。

幾度も幾度もつきあげられるアナル、しごきあげられるチンコ、堪えず洩れる声、粒になってつたう汗。

すべてが俺をどこかにつれさる。

「コンタぁ・・・っ!」

多分そう叫んだと思う。

叫んでしがみついたと同時に俺はコンタと俺の腹に思いきりザーメンを吐き出していた。

「俺も・・・もぉ限界・・・・っっ」

ビクビクとザーメンを吐き出す俺の上で、コンタが言ったとたんコンタのチンコが大きくなり俺のアナルを押し広げて俺のポイントをこすりあげて根元まで深く埋め込まれた。

「く・・・・・ぅっ」



俺の中でコンタのチンコが跳ねている感覚。





放心している俺の上にまだチンコを俺に入れたままのコンタが体を預けてきた。

呼吸が荒い。

「コンタ・・・・」

呼ぶとコンタは顔をあげて照れたように笑ってみせる。

「ゴメンな・・余裕なくなってもて・・・無茶した」

「全然・・・・コンタ、気持ちヨかった?俺の中・・・・」

コンタがへへへ、と笑ってまた顔を俺の肩先を埋めた。

「入れた瞬間からやばかったって・・・めっちゃきついし・・・お前より先にいったらアカン思てがんばってたのに、お前の中、めっちゃビクビクしてくるし・・・」

なんていうんかな、この感覚。

自分の体で相手が快感を感じてくれる、そんなヨロコビ。

「・・・・?コンタまだでかくね?」

「アホか。お前のがまだビクビクしとるからやろが・・・・」

コンタが笑いながら言って、俺に汗に濡れた前髪をかきあげてキスをした。

いつもの優しくて熱いキス。

いや、いつもより気持ちいい。

まだ白くにごったままの頭をさらにかきまぜる舌、混濁を吸い上げる唇。

俺のチンコが二人の間でまた勃起を始めていた。

コンタがあははと笑った。

「こんな真昼間から、アホやな、俺ら。」



再開したコンタの動きに、俺はまた声をあげた。





結局、チンコを抜かないまま3回イって、コンタが俺のアナルからチンコをひきずりだした時にはコンドームからコンタのザーメンがかなり溢れていた。



二人して全裸のままベッドにねっころがってタバコを吸う。

エアコンの音だけが部屋に沈んでいる。

俺はこんな沈黙が大好きだ。

となりに誰かいるのに何か話さないといけない、という強迫観念がない。

「ヤべぇよなぁ・・・・」

コンタがつぶやいたので、ん?と反応するとコンタが俺を見た。

「完璧におまえにハマった」

「何ゆぅてんねん・・・・・」

「これまで男相手に勃起したことなんかナイし、セックスするんやったら絶対女の子の方がぇぇやろ。」

「・・・」

「せやのに俺は今、おまえでいっぱいいっぱいやねん。昨日な、バイト先で保母さんにつきおうてくれ、ゆわれてん。かわいくて、スタイルよくて、そやのに俺全然なんもおもわんねん。そやけど明日おまえとゆっくりできるな、おもたらなんかワクワクする。日曜どこいこか、とか、考えてたら嬉しいねん。」

一気にしゃべって、コンタはあはは、と笑った。

俺の様子なんておかまいなしに。

嬉しくて泣きそうになってる俺なんておかまいなしに。





ふたりでシャワーを浴びてから近所の焼き鳥屋とレゲエの流れるいきつけのバーをはしごして俺の部屋にもどったのは11時すぎ。

いい感じの酔いのまま、またセックスをして、寝たのは5時ごろ。

好きや、コンタ。

酔いと快楽の勢いにまかせて言った俺に、コンタは優しいキスをした。

そして静かに。





・・・俺も。









俺は多分この日を一生忘れない。



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